2006-10-05 ちなみに別にシャウプさんが悪い訳ではない 中難民時代 梅 シャウプ勧告 - Wikipedia 地方自治体の財政力の弱さ 報告書では、国税の比率が高く、地方自治体の歳出は国からの補助金に頼っている点を問題としている。 このため、中央政府による地方財源の統制が過大であり、地方自治体の独立性が阻まれている、とした。 直接税、間接税ではシャウプ勧告通りの税制改革が行われたが、その一方で地方税制の改革においては、シャウプ勧告の理想はほとんど挫折した。平衡交付金は地方交付税に換骨奪胎され、国庫補助金制度で補助金の使途が国によって定められ、「三割自治」と呼ばれるように地方自治の独立性が失われた。その後長いことこの状態が続き、地方自治の独立性の強化は、2001年の小泉政権の誕生による「三位一体の改革」でようやく議論されることとなる。