というかこれが全てな気がするな

 具体的な数字が知りたくて、google:国と地方 最終支出の比率をつらつら見てたら面白いものを見つけましたヨ
http://www.zaiseijoho.com/zaisei_column/column4.html

 ただ、国の歳出の純計額と地方財政の歳出の純計額の比率の変化を見ると、第一に、 1975年度までは、地方の歳出規模が200%を超えるのが常態であったことがわかる。ところが1976年度以降は、160%台が常態といえる水準で推移しているように国の歳出規模の伸びが地方の伸びを上回り、この比率は1988年の156%にまで下がる。平たく言えば地方歳出は国の2倍から1.5倍に、 10年間で50%近く国と地方の歳出規模の差が縮小することとなったといえる。それだけ国の純計歳出が大きくなったのである。これは恐らく国税収入の自然増収や特別会計の膨張に起因すると考えられるが、この詳細は別の機会に検討したい。
 ところが、地方財政の歳出規模の国のそれに対する比率は、1989年度以降に再度上昇に転じる。1993年、1994年には190%台となり、1997 年度には184%という水準となっている。つまり1990年代は国の財政との対比でも、地方財政のウエイト増大の新しい段階にあるということができるのである。

 三位一体の改革(そして昨日のブックマークについてたid:fromdusktildawn:20061005:1160017329)はバブルの完全崩壊を経た最終段落以降のお話です。が、今日の間食が10年後のメタボリックシンドロームを招くように、かつて使った(そして使えなかった)お金やら何かやらが今の地方と国家を造っています。

それだけ国の純計歳出が大きくなったのである。

それだけ国の純計歳出が大きくなったのである。

それだけ国の純計歳出が大きくなったのである。

('A`)
 まあ、これでようやく、やれ道路族だとか年金族だとかの普通の暗い話に戻ってくる訳ですがッ