セカイ系という単語を多分2番目に見た光景の記憶

 いや、孫ニュースか何かを含めると2番目じゃなくなるというか、発祥にかなり近いけど発祥ではないというか。ともかくこんな感じのやり取りだったと思う

X: Aってセカイ系だよね
Y: ああー
Z: うーん
X: Bもそうかな
Y: そうそうそう
Z: なるほど
W: わかんねー
Z: Cもそうなんじゃね?
X: だよね
Y: そうそう
V: それは違わね?
Z: ええー
X: Dはセカイ系じゃない
Y: えっ?
V: ああーそれは分かる
W: わかんねーー

 ちなみにAとかBとかはエロゲかラノベかアニメだったと思う。で、引用者がそれ系のヲタ分析論をくさしたような雰囲気で何かいう。つまりソーカル論文。いや違う
 で、keyword:セカイ系の通り、今日ではもっぱらそのバカにされたような文脈において愛用されているタームな訳ですが

セカイ系」的敵味方

 しばし社会的意義や価値観、精神的問題を扱うにおいて上記のような流れがあると思った。
 すなわち誰かがa∈Sと言ったとき、S(時にはaも)の定義が相当定かでないにも関わらず「クリリンのことかーッ!!」「あるあr…ねーよwww」と言えてしまう。ある種のスキルを積みすぎていると、集合に付くラベルだけで勝手に任意のaが思い浮かんできたり。しかし上に記したように、人によって微妙にズレがある。たった数人の同じ趣味の集まりですらあの体たらくなのに、ましてや社会全体を射程に入れると…!!(hamachi
 セカイ系の場合、やがてズレの存在を止揚しないまま天下り的に定義が定まってきてしまったというお話。コモンセンスとか何とかは時代と場所で相当ずれるので相対化が容易だと思ってたけど、実際はそうでもない。声の大きい人とかイコンとか何とかでモケ
(PCが不安定なので早く話を纏めて再起動したいようです)