黙っていると馬鹿扱いという流れ

 バカめ、と言ってやれ(脳内で)
g:originaltheory:id:akogina:20070423:p1
 id:i65:20060723#1153588087に何故か心当たりがある者としてはニヤニヤせざるを得ません。これはどちらかというと、ジェンダー寄りの話ではあるけども。
 確か中井久夫著作集 1巻―精神医学の経験 分裂病か2か3(全部じゃねえか)に載っていた話だと思うんだけど、都会の患者はポストモダンっぽい語彙で饒舌に自己の内面を語るんだそうです。凄くドラマチックに回復してるっぽいですね。それに対して、農村の患者は口数が少なく、一見症状が重いように見えるのですと。でもそれは大きなミステイク! という。大昔に大学の図書館で読んだっきりなので色々非常にうろ覚え。
 精神の歪みを勝手に読み取るとは言わないまでも、寡黙な人間に悪意や能力の低さを見出す方面に振れがち過ぎると思いました。この辺とか。

henrik 『kanotさんに激しく同意!
私は「なんでみんな自分を無視して話してるんだ」とまで言う人にはまだ遭遇していないけど、飲み会で、みんなの話に参加できていない人がいるとき、わざわざ話題を作ってあげてその人に話しかけてあげても、そういう人って大抵憮然とするばかりで全く話そうとしないんだよね。
なので、最近は飲み会で一人で黙っている人には話しかけないようにしています。』

キングフラダンスの恍惚と快楽。 - 「非コミュ」の苦しみについて、もう少し追記 (続き)(コメント欄)

 id:torly:20070411#1176306524の最後の方にも通じそうな。