悪いのは前頭葉(アルセス)です

なんでも「あとでやる」としてしまう人が知るべき10個の真実 - GIGAZINE
 元ネタ2003年の記事か。ネタ切れか。
 それはいいとして、

8:先延ばしにする人には典型的な3種類のタイプがある
・覚醒タイプ:危機的状況まで何もしないことにスリルを感じる人。締め切りぎりぎりで大あわてで仕事をこなすことに幸福感を覚える。締め切りぎりぎりまで先延ばしにして超特急で仕事をこなし、終わってから「ああ、いっぱい仕事した〜♪」というような感覚を覚える人のことです。つまり、ぎりぎりまで放置した反省がどこにもない。
・回避タイプ:失敗する恐怖を回避するため、もしくは成功する恐怖を回避するために先延ばしにしてしまう人。これは決して能力不足なのではなく、努力することを怠っているのが原因らしい。いわゆる「やる気になってやればできるのに」という人。
・意思決定不能タイプ:決断ができない人のこと。決断することによって発生する出来事の結果を恐れるため、意思決定することを先延ばしにしてしまう。

  1. ギリギリチョップ状態になってきたら脳が覚醒してきて前頭葉云々
  2. 前頭葉の覚醒度がいつも低いから云々
  3. 前頭葉ソマティックマーカー云々

と、全部前頭葉のせいにできるアレが並んでいて素晴らしい。検索すると恐ろしい。
google:前頭葉 活性化] [google:前頭葉 内臓] [google:前頭葉 内臓感覚
 まあ偏頭痛百科―サックス・コレクション (サックス・コレクション)なんかにも、喧嘩したら偏頭痛発作を回避出来る(のでバーで喧嘩する)という患者の話があり、これもアドレナリンによる脳の覚醒とか興奮とか何とかと関連付けられて理解されています。ので、問題は提示された手法が効くかどうか、効くならコストパフォーマンスはどうかという部分ですが。