ジーンズ洗うと外出できない生活に別れを告げるべくワンピースを買った

 多分大野氏が買ったのと似たようなタイプです。というか今年はハイウエストのワンピースかチュニックばっかり。先ほど届いたので早速試着してみたら、見事デコルテが貧弱だと着られないタイプで今年の夏オワタ\(^o^)/
↓胸の切り替え上部がこうなっていると好ましい感じなんだろうけど
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↓何故かこうなってる。
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 何で真っ直ぐですらないねん。何で真っ直ぐですらないねん。
 部屋でダラダラ着る用じゃないブラジャーだと違うかもしれないけど、あんまり期待すまい。とうとうパッド入れねばならんか。大胸筋鍛えたらごまかせるかしら。

脱ヲタと審美

1. 周りに女子が少ない
2. 相手にしてくれる女子がいない
3. 周りも同じ状況
4. そういう人達で固まる
5. 努力して恋愛圏に突入するよりマンガとかの話で盛り上がる方が楽で安価で面白い
6. それをするのに容姿を整える必要はない
7. カノジョ?それおいしいの?

はてなグループ

 男子ではないしもう学生でもないけど、どちらかというとこっちが実情に近いというか、共感を覚えました。

非モテの知人(学生)がサークルで旅行に行くので服の買い物に付き合って欲しいというので、シンプルな店に連れて行くのだが
そもそも彼自身が手に取るものがひどい。
ユニクロでもコムサイズムでも、どう考えても最も合わせづらそう、もっと言うと個人的に言って最もダサイ服ばかり手に取る。
(中略)
どうも彼は「シンプルでサイズがぴったりで清潔な格好」がカッコイイんだという俺の意見に頷きはするものの、どこかで
捻りを利かせたい、オリジナリティを出したい、普通はいやだ、という気持ちがあるらしい。そりゃあそうだがスポーツでも
学問でも入門とか型とか基本あってこその応用だろうよ。自分らしさなんて嫌でも引っ付いてくるんだから…とかいいながら
自分の高校時代、女に惚れてからの空回りした努力を振り返って、失敗しながら成長するんだよなーなんて思った。

非モテ(成人・大学生・理学部)の買い物に付き合ったよ!!

 どっちかというとこうではないでしょうか。

  1. 格好いい・美しい服が着たい、でも何をどうしたらいいのかよく分からないよ
  2. とりあえずユニクロ以上の店に足を踏み入れたりして自分で欲しいものを買ってみたよーでも何だか変だよ
  3. 周囲のリアクションで無難なラインに変更したりもう少しお金をかけてみたりしたよーでもお洒落ではないよ ←増田の知人はここ
  4. サイズとか似合う色や形や美しいシルエットや流行のディテールを追及してみたよーでも大変だよ似合うものってないよお金も足りないよ体型とか髪型も問題だよ ←今ここ
  5. やったこれはいける!! と思ったし周囲のリアクションも悪くなかったけど投資に見合うリターンではないと気付いてしまったよ ←昔の俺

 ここまで考えて、審美的人間の方が逆説的に脱ヲタ困難なのではないか(特に男性)と思いました。
 表層的に言えば、生活における優先度の問題です。審美的価値観の適用はファッションだけに限りません。学問への没頭を含めたおたく的ライフスタイルというのは、乱暴に言ってしまえば、表面的な美を切り捨てて、概念の美を追いかける生活です。オタク is beautifulです。こだわりがないからヲタッションなんじゃないよ、別のこだわりがあるからこそファッション手抜きなんだよという昔からのループ議論が思い出されます。しかし多分これもまた、外見に基づいたオタクヘイト言説と同じぐらい一面的な見方ではないでしょうか。
 理系インドア派に多い外胚葉型体型丸出しだと着られる服が限られ、とりわけ男性だと身長のばらつきで躓くことが増えます。さらに近年レベルの高い服はしばしば茶・オレンジ・ピンク系で、前者2系統色は日本人男性の大半を占めるブルーベースには厳しい色です。ピンクならベージュと同じく誰にでも似合うとお思いでしょうが、やはりお洒落な服に限ってイエローベース寄りのピンクです。このカラーベース説は時折静脈色の目立ち具合で分類できると解説されますが、前述のインドア派外胚葉型丸出しの人々はしばしば顔色が悪く、ビックリするほどブルーベースです。大変ですね。なまじ女性向ほど買わせる気マンマンでないだけに、適当なところで妥協して安く揃えられるラインが乏しいのも問題を複雑にしています。
 id:k-d-hide:20070716:1184521331なんかも、ライフスタイルという言葉が出ますが、実はこういう問題なのかもしれません。特に着るものにこだわりのない人は、「あんなチャラ男共と同じ格好が出来るかきえええええええ」の壁さえ越えればおk(流行を追う困難はあるが)だけど、そこで満足できず、また感性を満たすアイテムを見つけられない人にとって、ファッションは習慣に取り込むには重すぎる価値観です。