私は逆ネゲット狙いじゃないってば。

 繋がりはないというか、並べる意味はあるけどそれはあくまで興味を引き出す効果という価値であって、論としての意味はないと感じました。

冒頭のネットの話とそれ以下のリアルの話がどう繋がるのか、小一時間ほど考えてしまいました(いくら太陽が眩しくてもべにぢょさんが無駄なことを書くわけがないしな‥‥とか)が、とりあえず行間を汲み取るべき記事として読ませて頂きました。

べにぢょのらぶこーる - 私は淫乱じゃないってば。 コメント欄

 この手の発言がどういうリアクションを招くかという辺りを見ている視線はメタだけど、それがジェンダー話としてどういう意味合いになるかという点では全くメタに見てないのかもしれません。
 しあわせのかたち - 女の子はーいーつでも〜 耳年増〜♪のコメント欄トークは興味深く読みましたが、ジェンダー分析へ男性の性的関心に目配りした戯画化を施すという手法において、既にこのレベルはベタになって久しい感がします。具体的にどの辺でレベルが上がったのかは分かりませんが、例として女医マヤのセクシー心理学―男がホレ、女がホレる魔法のテクニック!出版が2000年末です。大本のweb活動*1が始まったのはそれより前らしいことを考えると、女性人格を前面に出したネットワーク活動の手法として、日本のインターネット上で見出されて既に久しい手法であると考えて問題なさそうです。

*1:メルマガが本体だったらしい。知らなかった。