えmdr

g:originaltheory:id:akogina:20071117:p3
 以前関連本を立ち読みした(多分EMDR―外傷記憶を処理する心理療法)時の記憶によると、紛争地帯(ボスニアだったかしら)で少女が(中略)なんということでしょう!!(匠) という発見のいきさつがあってへーと思ったものの、多分視覚的に右から左へ受け流す動きをすることによりトラウマを右から左へ受け流せるのです!! 的なことを書いていてオ、オゥフ、と思って棚に戻した気がする。いや、一応MRIとか使ってた気がするけども。それじゃアレかお前、社会的コミュニケーションを要求する状況になると激しくキョドって目が泳ぐ非コミュはその場でトラウマを解消しているのかという。
 しかし逆に考えると、笑顔を作るとエンドルフィンが出る的なアレがあるじゃないか。それと同じ原理で、目を泳がせると交感神経が何とかとかノルアドレナリンがアレとかになるのかも知れない。大きく、かつしばしば長期に及ぶストレス体験の記憶にごく短く弱いストレス反応を新たに紐付けさせ、これによって嫌な記憶→嫌反応という流れを弱める原理なのかな、とも思える。
 ちなみに、よく言う書店でウンコしたくなるのも多分これ系だと思う。本に長時間没頭している間に便意が強まってきたけど意識にはまだ上ってない、という状況を何度も繰り返すことにより、便意自体は殆ど記憶に残らないまま脳は本屋→ウンコを副交感神経か何か的に学習していくという。あるいはトイレで読書することにより(中略)学習。
 頭字語を確かめるためにウィキペだけ見ての感想なので、近年の論文なんかを読むとまた印象が変わるかも。