スラド日記民のエイプリルフール

 個人的に良く出来てると思ったのはこれかしら。
http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=13091&id=207965&light=1&theme=slashdotjp
 「坊主頭如きで何を軟弱な」とか思いつつ読んで、しばらくしてから「ハッ、エイプリルフール!!」と気付くという。騙しても罪の無いネタだし、こういうのは話の飛躍で嘘をエレガンスにばらす(この場合は末尾の2段落*1 )んだけど、それも極めて自然かつ大袈裟すぎない。
 エイプリルフールネタには二つの方向性があると思われます。まず一つ、こういう良く出来た騙し。もう一つが、明らかに嘘だけど面白いもの。企業・団体・大手サイトは大概後者で勝負することになります。こういうのは普段真面目にやってる部分に冗談が入り込んでいる光景自体が楽しいのであり、何の肩書きもない一個人が太刀打ちするのは困難です。
 じゃあ良く出来た嘘を…と言いたいところですが、これもこれで、騙しの前提になる普段のイメージがはっきりした人のほうが容易であることには変わりなく。で、肩書きどころかネット上ですら立ち位置の無い漏れは今年諦めた訳ですが、皆さんはいかがでしたでしょうか。

*1:もちろん追記部分は除く