アクションゲームが苦手

 承前
 タイトルの通りなんだけど、具体的にはマリオやドラキュラ系のリフトが苦手。
 格闘・シューティングはあんまりやったことがない。エアガイツのダンジョンモードはやってたけど、あれはトバルと違って対戦モードの技は出ないからなあ。そもそもあんまり家に格闘のソフトがあったことがない。どうやら弟の友人の中で誰か1人がソフトを(ネオジオ系はハードも)持って各々の家を回るというキャラバン制を採っていたらしい。音ゲーはあったけど、弟がやたら嵌っていたし、専用コントローラーの騒音に家族が五月蝿いのであまりやる機会がなかった。アクションパズル系で家にあった(ことがあった)のはテトリスぷよぷよだけど、あまり誰が上手いとか下手とか考えていなかった。ただ、ぷよぷよのスコアや長時間耐久の記録は弟より上だった。弟がやらなかっただけという気もするが。やっぱり対戦ツールとして評価されてた気がする。
 こうつらつら考えてみると、アクション系の上手い下手を左右するのは(発育上のある時期の)プレイ時間の長さであるという気がしてくる。では私は何故、あまりマリオ・ドラキュラ系のリフトがきついゲームをあまりやらなかったのだろうか。一つしかないソフトとテレビを弟と取り合っていたけども、RPG系は(大概弟が先にエンディングを見るが、これは中盤〜ラストダンジョン前の稼ぎがだらだら長く、ほとんどのゲームがそこで止まるという筆者のプレイスタイルによる)中盤までの進捗は別に大して開かなかった。ゲームを占拠している時間に劇的な開きはないのである。
 では何かというと、それはジェンダーなんじゃね? と思った。アクション系は男の子っぽいから占拠していても親に文句をいわれないだろうという予断が生まれ、それが弟のプレイ時間を引き延ばし、逆に私に自重させたのではないか。2人プレイのとき大概奴が先にマリオ取るし。ポジション的にはお前がルイージのくせにプギャーといつも思ったが言わなかった。あと、大概自キャラは女性型が居ないか、男性っぽい方がメイン扱いだった。これで鈍い親にもゲームが男の子向け玩具である事が分かりますね、と子供が先回りすることが可能に。でもす〜ぱ〜ぷよぷよの絵は少女漫画的だったので弟が退いた、と。