承前
多分同じ人が続き(?)を書いています。
やはり扇動的な書き込みはてブがたくさん付き易いです。いい加減はてブを中心にはてなのトップページが形成されるのを見直して欲しいのですが、その気ははてなには無いのでしょうか?はてブなんてこんな付けられ方が多いんです。
http://anond.hatelabo.jp/20070328071641
共感はしますが同情はあんまり出来ません。2ch系blogが独女や腐女子を魔女狩り敵に取り上げるのを止めさせたり、iswebの広告に載るヘッドラインからJ-CASTを除外してもらうのは難しそうだけど、情緒的反発を招きやすそうな発言を控えることは出来る訳で。
あと既に経験していたことといえ驚いたのですが、人は文章の内容というよりも、その文章の中にあるいくつかの目立つメッセージだけをターゲットにイチャモンをつけてくることがあります。
http://anond.hatelabo.jp/20070328071641
(中略)
「フェミニスト」という言葉に対する反応も同様です。正直私の文章全体の中で「フェミニストです」という私の宣言にはほとんど意味はありませんでした。
いや、意味はありますよ? はてなの一部で言うところのメタ視点において。
「まったくもって思考をしていない」のが男でも老人でも10歳未満でもAIDS患者でも外国人でも変わりなく、一連の流れから差別っぽい何かを読み取ることは可能でしょう。ただ、フェミニスト自称+女は思考してない説ほど爆発力があり、かつ釣りかどうか判断しづらい組み合わせは他になかなか無いと思われます。
「女=馬鹿なんて主張するつもりはないです」程度の意味で書いた文章だったのですが、目立つ言葉だっただけに反応してしまった人が多かったようです。
http://anond.hatelabo.jp/20070328071641
上に書いた通り、文脈的に非常に反論を呼びやすい書き方の仕業です。個人的には目立っているとは感じませんでした。
女性で理工系進学者か非モテだと、フェミニズムが自転車置場問題になるという傾向はあるかもしれません。
見事にウロボロスってる
ところで、http://anond.hatelabo.jp/20070327073912で伝えたかったこととは一体何でしょう? 勝手に考えてみるんだぜ。
今回の例で言えば「円周率」というのはあくまで私が伝えたいメッセージを具現化するひとつの「例」であったにも関わらず、そこに対してつっかかる反応が多かった(問題を解き始めた人がいらっしゃったのには笑いました。グッドジョブです)。
http://anond.hatelabo.jp/20070328071641
さらにはキリストのクリスマス生誕説にチャチャ入れてきた人が居たのには流石に驚きました。私が文章で念のためことわりを入れているにも関わらずです(まあこの人は流石に少数派でしょうが)。
http://anond.hatelabo.jp/20070328071641
これらから察するに、「お前ら数学を馬鹿にすんな」とか、「クリスマスが何の日かも知らないなんてかわいそうです><」とかいうことではないみたいです。勿論個別事例の話ではなく、
- 問題に対する若い女性の態度∽問題を解きだした人々に対する増田の人の態度
- クリスマスがイエスキリストの降誕日であることを知らなかった女性の(推測された)態度∽実際の降誕が12月25日でない説への増田の人の反応
という点に着目しての推測です。
10行・11行目はどうでしょうか。女=馬鹿という話をしたかった訳ではないし、差別の意図は全くないよ!! とのことですから、ここもオミットして構わないでしょう。12行目では、若さに慢心して知的好奇心を失うことを危惧しています。ここが核心かもしれません。
しかし上の話に戻れば、id:torly:20070327#1175013465では「女=馬鹿なんて主張」の真偽を吟味していたのではありません。若い女は思考しないという珍説をぶちまける行為が孕む差別性の話でした。で、改めて差別の意志はないよ! と主張された所で余計レッテル問題の根深さを思い知らされるばかりである訳ですが、この12行目の主張が結びついた時、一体何が見えるでしょうか?
B) あるところに地毛が金髪の女性がいた。世界有数のビジネススクールに学び、飛び級で卒業した。満を持して憧れの有名企業の門を叩き、最終面接まで勝ち残る。確かな手応えを感じ、やったわグランマ!! とwktkしながら結果を待っていた。が、届いたのは不採用通知。その後応募者全員に内部メールをうっかりCCするとかで、最終面接者のうち彼女だけが落とされたらしいことを知る。その理由は「ブロンド女性は知能テストに回答するのが遅いというデータがあるから」。
google:blonde IQってしたら生まれてこのかたずっと黒髪であるにもかかわらず何ともいえない感情がこみ上げてくる件。自己成就性の差別というのも考えなければならない、というかもはやそれを中心に考えるべき段階。
若さのエネルギーが先細りし始める前に自分の庇護者を発見し、生きていく上での庇護を得る、そんなライフスタイル(ビジネスモデル)しか彼女達には無いのではないでしょうか。それも別に構わないのかもしれません。たいしたことではないのかもしれません。
お馬鹿な女達。
せっかくだからもうすこし親切に
ブロンド女性つながりで話を進めると、Wikipediaの金髪の項目には面白い仮説が載っています。氷河期に金髪の女性がモテた為に、性淘汰で本来よりも金髪の比率が増えたという説です。
恐らくコーカソイドが主流を占める地域では、その後も少なからず金髪女=最強モテの時代が(略)後のマリ・キュリーである(略)理想の夫は金髪セレブが独り占め! 的流れ(略)かくして、五体満足の金髪女性=社会における生存競争の強者という概念を多くの人が胸に抱いたのではないでしょうか。
…って脳内の典型的フェミニストが言ってた。恐らく探せばこれとそっくりなトピックをもっと正確な歴史的資料にのっとって説明してくれる海外の本があると思うが金が金欠です。
20世紀に入ると、フェミニズム的動きが活発になります。彼女らの活躍により女性の権利が意識されると、旧来の枠組みの中でよい地位を貪ってきた女性に、当然非難の目が向けられることになったでしょう。ここで逆説的に、現実には全く女性の権利など考えていないタイプの人々が(男女を問わず)非難に飛びつきます。彼らはただ女性が嫌いなのかもしれないし、罪悪感に駆られているのかも知れません。しかしいずれにしろ、それが女性という属性にかかってくる限り、また元ネタになる常識・ルール・レトリックetc...がしばしば差別っぽいために、「邪悪な女」のレッテルがかすりもしない女性は居ないのでした。
これも多分探せばある、というか手元のホックシールド本にそのものズバリの一節があった気がしますが、もう眠いので翌日暇だったら探す。