熱湯欲の黄昏

炒飯を上手くつくるためのスレッドにおける伝説のレス
http://2channel2.blog32.fc2.com/blog-entry-200.html
で、こんなコメントを見た

1131. 774ちゃんねる :[ 2008/07/09 07:38 ]
やはり2chは2005年で終了したんだな

ちなみに、3年後の書き込みがあった時期は5月、このころはまだ2chは生きていたとするなら
2chが死んだ時期というのは、郵政解散の時期と緩やかに一致するのではないかと思うのだ

"2chは2005年で終わった"が本当ならその理由は郵政解散?

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080709232041
 はてなの寿命の予想についてはピンとこないけど、何となく実感と一致するし、郵政解散との繋がりも理解できる。
 郵政省つぶし自体には多くの都市・郊外住民は特に何の感慨も無いだろうけど、なんとなーく「強い日本を作る」よりそっちが本題だったような気配をメラビアンの法則的に感じてしまった人が多かったのだろう。頭から湯気を立ててblogやスレに絶縁宣言を書き付けるほどではなかったが、何となく優先順位は下がる。流量が下がれば自浄能力も下がり、反論テンプレという形で洗練されてきたPOV共有の強みがなくなる。やがて変なことを言う人とその腰ぎんちゃくが大手を振るようになり、「日本の左派には注意深く仲間を選び、誤った考えを捨てる勇気がなかった」(社会運動の自虐史観!)という理由で右派を支持していた人々が離れていく、と。
 当時は丁度PC難民になった頃なのでそのものの流れは目撃してない。でも、復帰したら(あるいはしばらくしてネットカフェではてなトップのホッテントリを見た時かもしれない)あんなに多かったネット右翼的エントリが突然減っていてびっくりした記憶がある。/.jのシステムアップデートといい、そんな貴様ら俺に快適なインターネッツを使って欲しくないのか…!! ギギギ…!! 被害妄想である。下層階級的、かつ熱湯欲のように自らを無辜の被害者と置く問題意識に満ちた。そう、丁度郵政解散決定後の無集配局地域民がそうであったような。無集配局地域民は俺なんだッ!! 俺だ!! 無集配局地域民の置いてきぼり感は俺の置いてきぼり感なんだ! 郵政民営化マンセーだった者はそれはそれで第三国(笑)に渡す金を減らして税金を節約して浮いた金がバブルで膨らんだ借金に消えていくこんな世の中じゃポイズンは彼らのポイズンであった。そしてバッシングの原動力は素朴な外国人嫌悪からよりデモグラフィックな認識に移る。団塊、スイーツ(笑)、地方、公務員、そして輸出国としての中国である。ポイズン(毒餃子的な意味で)。