23日にオーストラリアの元政府高官の人の話をテレビで見た

 民放のアシュリーさんが出てる番組かと思ったけど、NHK教育の方だった。ごっちゃになってた。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/ninchishou/
 その元政府高官の人は、若年性アルツハイマーと診断された時は離婚していたんだけども、診断を受けた後から結婚相談所に行き、再婚相手を見つけたらしい。で、娘と再婚相手と美しい農場で馬の世話なんかしつつ暮らしてる映像が出ていた。

オーストラリアの政府高官の人が若年性アルツになった話。あの美しい牧場で馬の世話をして、っていう風景って英米の(豪だけど)人たちにとって一種の憧れなのかしらん。全然関係ないな。

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 で、知り合いの牧師の資格をもつ看護士(知り合いの警察とやくざに顔が利くスーパーハカーみたいだ)にスピリチュアルガイドを頼んだという。
 これ日本だと、いや日本でもネットであんまりそれ系の発言をしない人はどうか知らないけど、ともかく増田とか小町とか知恵袋とか的ノリで言うと結婚詐欺を疑うような流れだと思う。あるいは、相手の男はやれ偽善者だとか脳みそお花畑だとかサヨクだとか。しかし、あちらの俗な基督教的感覚からすると、美人でビッチだのスイーツ(笑)だの的ではない、要はアナクロジェンダー観的に最適な性質の嫁さんを娶るより、ああいう精神的にも肉体的にも窮地にある(そして、若年とは言うが正直若くはない)人に寄り添うのが満たされた人生である的なアレがあるのではないかと思った。そして牧場で娘が馬を世話する。
 これがベタな西洋的道徳観かというと、まあ先ほど書いたスピリチュアルなんたらの響きから何となく感じるニューエイジ的なものもあるのかもしれないけども。オーストラリアだから、どっちにせよヨーロッパ方面から見たらひよっこだし。特にオチはない。

私は私になっていく―痴呆とダンスを

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