But you oughta quit on it now.

 みんないい加減自意識過剰って言うの止めないかしら。

感受性強め(つまり、自意識過剰)な自分は、自分の精神が毎日磨耗していくのをヒリヒリ感じている。

感受性強めの人がうまいこと生きていくための5つの方法

 しかも増田お前自分で言うなよ!! それは端的にbig5でいうところのNeuroticism(神経質傾向)だと思う。おっと、今詳細も分からないうちから違うんじゃないかと強く気になった貴方は多分高Neuroticism。
 とまあ、それはいいとして。

1.期待する
他人に期待できないと、仕事も学校もデートも何してもつまらない。期待してないのが当たり前になると、一体どこでどう期待できるかわからなくなるが、生きている限り可能性ある人や場はあると思う。
2.見る・聞く・気づく
人の言い方や表情とかに注意を払う。するといろいろ気づく。その人がどんなこと好きなのか、またはどんなことが嫌なのか。
3.仕事でやってる「役割」に気を使う
店員、医者、役所、そういう人々は「客の世話をすること」が仕事だけど、ロボットではなく、その前に人間だから気を使う。相手も気を使ってくれているとわかると嬉しくなるから、心地良いやりとりができる。
4.怒り切れなくても言ってみる
怒るまでもないなと思って抑えてしまいがちですが、言ってみて、そのまた相手の反応から、自分の怒りが明確になることもあります。
5.他人が言ってることを素直に受け止めてられたらいいな
好意を伝えられても、どう受け止めていいかわからないから戸惑います。
センサーを切っていたんだよ。スイッチを入れればいいんだよな、要するに。
これに気づくまで時間かかったな。orz
といっても、スイッチオフが自然の人間にとってオンすることはそう簡単にできるもんじゃないですけどね。

感受性弱めの人が楽しく生きていくための5の方法

 これは最初の記事の逆改変なんだけど、はてな世間というか日本のweb界でよく見る感受性強め、あるいは幼稚(e.g. 自意識過剰な人がうまいこと生きていけない5つの理由)な人に向けられるアドバイスはこっちが多いということに気付いた。例えばこんな。
http://d.hatena.ne.jp/hrkt0115311/archive?word=%A4%C7%A4%B7%A4%E7%A4%A6%A4%AB%A1%A3+%C1%FD%C5%C4

id:dankogaiさんの使う「梨地」という言葉が私は好きなんだけど、「梨地」になるまで、一つ一つの傷跡がわからなくなるまで、徹底的に裏切られてみたらどうかなぁ。「裏切られる」というと言葉がきついけど、自分から去っていく友人もいれば、それでも残ってくれる友人もいますよね。
「この人信じて、裏切られても仕方がないか」と思える相手に自分の大切な何かを預けるなり弱点見せて、相手に深入りすることと、「裏切られないし傷付けられない代わりに、何もないこと」のどちらが得かといえば、相手を選んで「深入り」できる方じゃないかなと私は思います。好みの問題かもしれないので、ご参考まで。

http://d.hatena.ne.jp/hrkt0115311/20080712/1215873098

 どっちだ。
 例えばid:torly:20080722#1217936283みたいな人生を送っていると、大抵のシチュエーションにちょっとでも自分を置いたら侮辱や攻撃のリスクを抜きに想像できなくて色々不自由が出てくる。単純にストレスが溜まるだけに留まらず、自由に想像力(笑)を発揮してアレしてみようと言われると非常に困ってしまう。そんな時にああいうノリで「何でもいいから、自分の楽しい事から思い浮かべてみてはどうでしょう」とか恐ろしく見当違いなアドバイスをして下さる人がいて大変神経を逆なでされるんだけど、彼らには、例えば上記に引用した記事の返信先である他人に興味を持つにはどうしたらいい?の文脈を借りれば「裏切られる事に疲れた、もう人と深く関わりたくない」という独白の前半部が見えないのかもしれない。勿論それだけではないのかもしれない。
 まあ端的に言ってどっちも効きゃあしないんだろうけど、「生き生きしてる」「やる気がある」の所謂下部構造が何であるかを考える材料としては興味深い。